片付けには色々ついてくる…

4月になり、日中暖かくて少しずつ着るものも入れ替えたり、ファンヒーターを１台ずつ片付けたりしています。
１つ物を入れようと思うと、その場所を作るのに何かを出して、あれをここにこれをあっちにと動かして、どんどんひっくり返っていってどんどん時間が過ぎて、ふと気づくと日が暮れていたりします😓
結局次の休みの日まで散らかったままになったりして、とてもくたびれるのですが、整理できてスッキリします。
日々の暮らしでどうしても物は増えていくので、今の暮らしに合わなくなった物は思いきってお別れするようにしています。

テレビの番組をスマートフォンで無料で見られるTVerというアプリがあって、私はよく利用します。大抵ドラマを見るのですが、『ウチ、"断捨離"しました!』という番組を先日見ました。
両親の住む実家を、安心・安全な状態にしようと奮闘する娘さんを仲間たちがサポートして片付けるというもの。
物が増えて動線を塞ぎ、物理的にも衛生的にも心配な状況。だけど、年老いた両親、特にお母様が変化に拒絶反応を示して娘さんとぶつかるのです。母と娘だからこその衝突と葛藤。なんだか自分と母、自分と娘にも重なりました。
母が生前、『私たちは物のない時代に育ったから、物を捨てるのに抵抗があるの』と言ってたことを思い出します。

最後に娘さんが、とても悩んで辛かったとおっしゃっていました。本当に考えに考え、そして動き、母娘ゆえにぶつかることに消耗したことと思います。
結局、素敵な仲間達の絶妙なサポートも功を奏して、すっきり片付き広々と動きやすく暮らしやすくなったお家に、ご両親も喜んで下さるのですが、そこにたどり着く過程を、本当に娘さんはよくやり抜かれたなぁ、と感心しました。

お互いを大事に思う心はちゃんとあるのに、家族だからこそすれ違い、衝突し、消耗する。
断捨離の第一人者の先生がおっしゃっていた、第三者の介入、助けを借りることは本当に大切で、成功の鍵🔑だと思いました。
どうしても隣の芝は青く、自分の家の恥ずかしい面は親しい人にも見せたくないもの。でも、例えば友人が悩んでしんどい時、たいしたことは出来なくても、私にも何か出来ることはないかと考えます。
だから、自分も友人や周りの人達の助けを借りてもいいのかもしれない。私はありがたいことに話せる人に恵まれていて、たいてい助けてもらっちゃうのですが(>◡<)

友人や周りの人が無理なら業者を頼るのもいい。悩み苦しむ時間からなるべく早く解放されて、すっきりして、人生を楽しむ方がきっといい。

片付けるって、自分や家族に向き合う作業で、淡々とやってもエネルギーを必要とします。
でも、片付けるって過去のストックを見直して、手離すものを決めること。そして、今を気持ちよく暮らせるようにすることかなぁと思います。
失敗することもあるかも知れないけど、やってみる価値はあると思います。
少なくとも気分転換にはもってこい。何より今の毎日が動きやすくなる、気持ちが軽くなる気がします。
私はそれをラッキー🌟って言っちゃいます😁